結局今週末は天体写真撮影には出かけませんでした。土曜日の夜は伊豆方面は冬季によくある前線上の雲の発生が予想され天候が期待できなかったので見合わせました。金曜日の夜の方が天気が良さそうだったのですが都合がつかず無理でした。次回の機会は12/27以降、仕事納めのあとになりそうです。
年末となりそうな次回に何を撮影しようかと考え中なのですが、そのような撮影計画を立てるには星図ソフトCartes du Cielを使っています。使用している光学系に合わせた画角の枠を配置しモザイク撮影の構図を決めます。
コーワ プロミナーを使っての6枚モザイクでオリオン座南半分を狙った構図です。
Cartes du Cielではこれら撮影枠中心の赤経・赤緯座標をテキストファイルに出力できるので、撮影時にその座標を赤道儀のコントローラにマニュアル入力して導入させています。もしくはコントローラに赤経・赤緯座標を表示させてそれを見ながら矢印キーで操作します。
PCと赤道儀をリンクさせてCartes du Cielから赤道儀を制御して導入させることもできるのですが、以前にやったときに時折意図通りに動作しないなどトラブルがあったので、そういった自動機能には頼らずに確実に動作する赤道儀コントローラを使っています。
この構図ならHEUIB-IIフィルターを入れて、1枚3分露出を8枚コンポジット、それを6枚ですから全部で144分の露出時間、コマ間のインターバル(構図の異動に必要です)は2分 x5回で10分、あわせて154分は必要となります。そこに赤道儀の反転だったり、飛行機や雲の通過で撮り直しが発生することを考えると3時間の撮影時間は確保したいところです。途中でのピント確認・調整も必要でしょうね。
Author:TK_Starlight
綺麗な眺めに魅かれて星空・風景・花などの写真を撮っています。
コメント
見えるということでステラリウムを使っているのですが、興味をもちました。
今のところ自動導入は使ってませんが、来年あたり使うことを考えてる
のでCartes du Cielもいいなと思いました。面白そうですね。
2021/12/06 URL 編集
Cartes du Ciel
必要なことが不満なくできてしまっているので、ほかに変える理由がないですね。
2021/12/07 URL 編集
はじめて書き込みします。でしたっけ?
これからも参考にさせていただきます!
土曜の夜、西天城に行ってきました。TKさんの読みの通りでした。
珍しく無風に近い感じだったので良いかな?と期待しましたが夜半過ぎからは雲が湧き、しばらく待機、2時に撤収退散となりました。
少しは撮影できたので良しとしました。
機材を新しくして勉強し直すことが多いですがこれからもよろしくお願いします!
2021/12/07 URL 編集
はじめてですね
こちらへの初めての書き込みありがとうございます。
BLSさんの方はここのところ順調ですね。新しいCMOSカメラで使い方、画像処理がデジカメとは随分と違うのでしょうが着実に使いこなしてますね。
土曜日の天気はやはり夜半から曇りましたか。予報通りですね。冬季の伊豆はあのパターンがあるので難しいんですよね。それに西天城は何度か行きましたが満足に晴れたことが一度もなかったように思います。どうも相性が悪いのか。。
2021/12/08 URL 編集