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ミラーレスのメリット
2020
/
01
/
09
カメラ
記事に書いたNikon D780だけでなく、オリンピックイヤーということでCanon EOS-1D X Mark IIIやNikon D6も話題になっていますね。
一方で私はZ6なのでZレンズの動向が気になりますが、70-200m F2.8Sだけのようで、ちょっとがっかりです。オリンピックといったスポーツ撮影はやはり一眼レフが適しているのでまずはそちらということなのでしょうね。
私はスポーツのような動き物は撮影しないのでミラーレスがぴったりです。ここでは私の観点でのミラーレスの良いところを紹介します。
ミラーレスカメラのメリットは小型軽量、ショートフランジバックによる広角レンズの高性能化などありますが、私にとって一番魅力だったのはファインダー(EVF)において拡大することでピントの確認ができることです。
たとえば下のような写真で花にピントを合わせようとします。AFポイントをいくらピンポイントにしようとも、実際にはピントを合わせたいと思っている花だけでなく、後ろ側にある花や周りの葉などが入ってきて、そちらにピントが行ってしまうことが良くあります。
この写真のピント位置でのピクセル等倍はこんな感じです。これを光学ファインダーで狙った位置にピントを持って行くのは至難の業です。
風景写真の撮り方ガイドなどにはこの点を考慮して、背面液晶を使いライブビューで拡大してピントを確認するのが良いといったことが書かれていますが、そうするには三脚使用が必要になってきますし、陽があたる屋外では液晶が見づらくて結局よく分からないといった問題があります。
しかしミラーレスであれば、ファインダーにおいてこの拡大画像を見ることができるので、ピント位置の確認、MFでのピント調節が簡単にできます。手持ちでも日差しの強い屋外でももちろん大丈夫です。
Nikonのカメラでは、標準で液晶の横にあるOKボタンに100%または200%拡大を割り当てることができるので、ファインダーをのぞきながら右手の親指を少し動かしてOKボタンを押せば、このピント確認ができるようになります。ファインダーをのぞいたままで、構図の確認、ピントの確認、そしてシャッターを切るという一連の動作が完結します。
実際にZ6を使い始めて、もう一つ大きなメリットに気づきました。それは撮影した画像の確認もファインダーでできるということです。通常行う背面液晶での確認だと、ピント確認と同じで、陽のあたる屋外では難しいですし、また年齢的なもので液晶では細かいところが見づらいといったことも出てきます。これがファインダーだと視力の影響を受けずに撮影画像を確認することができます。
私はカスタマイズ機能を使って、レンズマウントのすぐ横にあるFn1ボタンに拡大を、Fn2ボタンに再生を割り当てています。このFn1・Fn2ボタンはグリップを握る右手の中指や薬指を少し動かすだけで押すことができます。
これらのボタンを使うことで、
- 構図を決める
- 拡大してピントの確認 (Fn1ボタン)
- シャッターを切る
- 撮影した画像の確認 (Fn2ボタン)、その画像を拡大 (Fn1ボタン)
- もし失敗していたら、撮影を繰り返す
という一連の動作をファインダーを覗いたままで、わずかの指の操作だけでできるようになりました。ピント位置を外しているという失敗がなくなりましたし、撮影にかかる時間の短縮にもなります。
私はハイキング・トレッキングをしながら写真を撮ることも多いのですが、写真を撮ることによって余計に時間がかかってしまいコースタイムを大幅にオーバーしてしまいます。そのオーバーする時間を減らすことができるのは助かりますね。
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