INDEX
 RSS
ADMIN
カメラ片手に空の下で
M78とバーナードループ
2020
/
01
/
11
直焦点 - 冬の天体
元旦の伊豆遠征で撮影した画像の処理がようやく終わりました。拡大率の低さからくる星像の小ささがシャープ感となり、長い焦点距離の光学系を使うことで得られる解像感といったものがモザイク撮影の強みですね。そのかわり撮影、画像処理とも手間がかかります。私の場合は一回の遠征で一つの対象だけの撮影となるのが基本です。
2020年1月撮影
GSO 20cm F5 焦点距離 1000mm 反射 + MPCC Mark III
Nikon Z6 HKIR 改造 + HEUIB-II
ISO3200 270秒 x4 コンポジット、x8 モザイク
Kenko EQ6赤道儀、PHD2 + OAG9 + Lodestar X2によるオートガイド
Adobe Lightroom Classic、Photoshop CC 2020による画像処理
今回は埃の跡に苦労しました。Z6はセンサーがマウントからすぐのところで剥き出しにあるので埃が付きやすいです。一般撮影であればそれほど問題ではないのですが、天体写真では、ライトフレームとフラットフレームの間で埃の状態が異なっていると苦労します。今回は1コマあたり2か所ほど埃の跡の修正が必要でしたが、モザイクなので 2 箇所 x 8コマで全部で16か所修正することになりました。
関連記事
IC2177 かもめ星雲
M78とバーナードループ
Z6での直焦点画像
スポンサーサイト
プロフィール
Author:TK_Starlight
綺麗な眺めに魅かれて星空・風景・花などの写真を撮っています。
カテゴリ
機材(60)
望遠鏡(17)
カメラ(22)
レンズ(19)
その他の機材(2)
天体写真(35)
直焦点 - 夏の天体(9)
直焦点 - 秋の天体(2)
直焦点 - 冬の天体(7)
星野・星景写真(17)
画像処理(18)
遠征記(29)
伊豆(8)
長野(14)
海外(7)
風景写真(57)
花(43)
紅葉(8)
その他(6)
ハイキング・トレッキング(26)
未分類(0)
検索フォーム
リンク
BLS画像掲示板
blog星空素人☆Bluelight_star☆のひとりごと
こうちの徒然日記
天体写真の世界 星空日誌
管理画面
このブログをリンクに追加する
にほんブログ村
天体写真人気ブログ ランキング
にほんブログ村
月別アーカイブ
2023年 09月(1)
2023年 08月(3)
2023年 07月(2)
2023年 06月(1)
2023年 05月(2)
2023年 04月(5)
2023年 03月(4)
2022年 12月(3)
2022年 11月(4)
2022年 08月(1)
2022年 07月(1)
2022年 06月(3)
2022年 05月(5)
2022年 04月(3)
2022年 03月(4)
2022年 02月(3)
2022年 01月(2)
2021年 12月(5)
2021年 11月(5)
2021年 10月(7)
2021年 09月(4)
2021年 08月(6)
2021年 07月(8)
2021年 06月(8)
2021年 05月(7)
2021年 04月(8)
2021年 03月(4)
2021年 02月(5)
2021年 01月(5)
2020年 12月(6)
2020年 11月(8)
2020年 10月(7)
2020年 09月(5)
2020年 08月(9)
2020年 07月(9)
2020年 06月(8)
2020年 05月(9)
2020年 04月(9)
2020年 03月(11)
2020年 02月(9)
2020年 01月(16)
メールフォーム
名前:
メール:
件名:
本文:
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
コメント
こうち
TK_Starlightさん、こんばんわ。
バーナードループの赤、綺麗な発色ですねぇ。こんな処理ができるようになりたい。。
HUIBもつけて撮影しているのですね。やはりフィルター持っていたほうがいいのでしょうか?
D810Aとの相性がどうかという思いがあり、ずっとなしできているのですが…
2020/01/12
URL
編集
星雲の発色
TK_Starlight
こうちさん、こんばんは。
バーナードループの赤は色相、彩度でいろいろと調節はかけています。ただそうやって強調するにはもとのカラーバランスがきちんととれていることが大切で彩度を上げても白い星は白を保っていると赤の彩度を上げても見た目の綺麗さが出ますね。これが赤を強調するあまりに星まで赤くなっているとバランスが崩れてしまいます。
ある程度淡い星雲を描写するにはHEUIB-IIを使った方がいいことが多いですね。勾玉星雲でいえば本体はHEUIBなしでもいけますが、そこから左上の方に伸びている部分などはHEUIBがあったほうがやりやすいと思います。D810Aは普通の改造カメラより淡い赤い星雲が少し出にくいという印象があるので、むしろHEUIBを入れた方がコントラストがついて良いような気がします。ただHEUIBをいれると勾玉本体やバラ星雲で一般的なピンク・マゼンタっぽい星雲まで真っ赤になります。このあたりは一長一短なので、やはり対象、狙いで使い分けです。
2020/01/12
URL
編集
名前
タイトル
メールアドレス
URL
本文
パスワード
非公開コメント
管理者にだけ表示を許可する
前の記事を読む
Nikon Z6 マウント接続
次の記事を読む
ミラーレスのメリット
コメント
バーナードループの赤、綺麗な発色ですねぇ。こんな処理ができるようになりたい。。
HUIBもつけて撮影しているのですね。やはりフィルター持っていたほうがいいのでしょうか?
D810Aとの相性がどうかという思いがあり、ずっとなしできているのですが…
2020/01/12 URL 編集
星雲の発色
バーナードループの赤は色相、彩度でいろいろと調節はかけています。ただそうやって強調するにはもとのカラーバランスがきちんととれていることが大切で彩度を上げても白い星は白を保っていると赤の彩度を上げても見た目の綺麗さが出ますね。これが赤を強調するあまりに星まで赤くなっているとバランスが崩れてしまいます。
ある程度淡い星雲を描写するにはHEUIB-IIを使った方がいいことが多いですね。勾玉星雲でいえば本体はHEUIBなしでもいけますが、そこから左上の方に伸びている部分などはHEUIBがあったほうがやりやすいと思います。D810Aは普通の改造カメラより淡い赤い星雲が少し出にくいという印象があるので、むしろHEUIBを入れた方がコントラストがついて良いような気がします。ただHEUIBをいれると勾玉本体やバラ星雲で一般的なピンク・マゼンタっぽい星雲まで真っ赤になります。このあたりは一長一短なので、やはり対象、狙いで使い分けです。
2020/01/12 URL 編集