さそり座・いて座と蓼科山

蓼科山は広くは北八ヶ岳のエリアになると思うのですが、他の八ヶ岳の山々からはすこし離れているために単独峰のように見えて諏訪富士という呼び方もされます。その標高は2,530mで、登山口になっているこちらの撮影地は1,900mぐらいの標高ですから山頂との標高差600mちょっとということになります。南方向に位置しているのでこうやって天の川などとの組み合わせを楽しむことができます。35mmレンズで、さそり座・いて座と蓼科山、手前の木々のシルエットがいいバランスとなってくれました。山頂に近いところはまだ残雪が見えています。

蓼科 蓼科山 夏の天の川 さそり座 いて座

Tamron 17-35mm F2.8-4 (35mm), 絞りF4, Lee Soft filter #1

Nikon Z6 (無改造)

ISO3200 8秒 x24 コンポジット

固定撮影 (Sequator使用)


このズームレンズは望遠端35mmではF4になるうえに、焦点距離が長くなった分日周運動で星が伸びるのを防ごうと露出を気持ち短く8秒としたのを補うために、コンポジットの枚数を増やしました。おかげで星空の部分はノイズは大丈夫だったのですが、蓼科山手前の木々が黒くつぶれてしまったのは救えなかったです。芽吹いた感じを出したかったのですが、それにはISOを高くセットするべきでした。


薄明開始が近くなってきた時間帯ですが、さそり座は南中を過ぎて夏の天の川が一番見頃となるタイミングです。広角端17mmで縦構図にしました。お決まりの構図ではありますが、地上の風景でその場の雰囲気というのが出てきます。

蓼科 蓼科山 夏の天の川 さそり座 いて座

Tamron 17-35mm F2.8-4 (17mm), 絞りF2.8, Lee Soft filter #1

Nikon Z6 (無改造)

ISO3200 10秒 x12 コンポジット

固定撮影 (Sequator使用)

蓼科山が南側低空の視界を遮っているためにいくつかの星雲などはここからは撮影できないのですが、その一方でこの方角は光害が激しい甲府やその先の首都圏にあたっており、その光害を目立たなくもしてくれています。こういったところもそれぞれの撮影地のキャラクターですね。

関連記事
スポンサーサイト



プロフィール

TK_Starlight

Author:TK_Starlight
綺麗な眺めに魅かれて星空・風景・花などの写真を撮っています。

カテゴリ

検索フォーム

にほんブログ村

天体写真人気ブログ ランキング

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

コメント

今回の写真も素敵ですね

Kanao
夏の銀河を堪能させていただきました。
サソリは高度が出ないので撮影が難しい印象がありますが、見事ですね。

自分たちも銀河系の一部で、あのあたりを中心に回っているのだよな、
とか思いながら、しばし鑑賞させていただきました。

低空のさそり座

TK_Starlight
コメントありがとうございます。おっしゃるように、さそり座は低空にあるので綺麗に写すには撮影地、天候・透明度といった条件に左右されますね。蓼科は比較的光害の影響は少ないのですが、それでも光害カブリ補正は行っています。濁った色合いにならないように注意が必要ですね。
さそり座・いて座の構図は見映えがするので何度でも挑戦してしまいます。ただ梅雨明け以降だと時間帯として撮影が難しくなるのでなかなか撮影のチャンスがないのが悩ましいところです。

とら次郎のとうちゃん
さそり座と蓼科の木々のコントラストがとてもいいですね。それと左側の山のシルエット、若干星を隠していてもかえっていいアクセントですね。山からさそりがニューと出てくるというイメージです。昨晩の皆既月食、見られたでしょうか。雲があちこちでていであまりよくなかったみたいですね。こちらでは雲の切れ目からなんとか見えました。ツイッターに載せましたのでよろしければご覧ください。

山・風景との組み合わせ

TK_Starlight
さそり座と山の組み合わせが、これはこれで良い感じになってくれました。この場所ならではの雰囲気ですよね。皆既月食は完全にダメでした。日食・月食にはあまり縁がなくて皆既月食を前に見たのはいったいいつだろうという感じです。Twitterを拝見しましたが、皆既のときが綺麗に撮れていて羨ましいです。
非公開コメント