その(2)からの続きです。
船越の頭で15分ほど休憩しましたが、そこから小蓮華山の山頂へと向かいます。時刻は午前8:30、早い時間に出発したこともあり雲は気になりません。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (34mm), f/8.0, 1/250, ISO100
下からは急に見えた登りも、歩きやすい登山道、素晴らしい眺めとあってそれほど苦労を感じません。船越の頭と小蓮華山の標高差は150mほどですが、一度少し下ってから登り返すことになります。
ちょっと進むとまた見え方が変わってきますね。始めのうちは日本海側の斜面を行きますが、この先地面の茶色っぽさが増すあたりで進行方向を左上の方へ変え、その辺から登山道脇に高山植物の花が増えます。Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/11, 1/200, ISO100
長野・白馬側の眺望が開ける場所もあります。手前の雪渓がポイントになってくれます。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (65mm), f/5.6, 1/2000, ISO100
鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳の並びが少しずれて、やや低い唐松岳のピークが見えやすくなりました。その左上には槍ヶ岳も見えているのですが、このサイズの画像ではほとんどわかりませんね。
高山植物の花が登山道の脇、あちらこちらに咲いているエリアにやってきました。この辺まで来るとそれまで隠れていた白馬岳も綺麗に姿を見ることができるようになります。まずはチングルマです。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (37mm), f/8.0, 1/640, ISO100
このあたりのチングルマと背景の白馬岳の組み合わせはこれまでも狙ってきたものの両方をバランスよく構図するのが難しかったのですが、今回はちょうどいいところに咲いている花を見つけることができました。本当はもっと絞り込みたかったのですが、風で花が揺れていたのでF8であきらめました。そのすぐ近く、日本海側の方に今度はハクサンイチゲです。こちらは風の影響が少なかったのでF16です。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (36mm), f/16, 1/125, ISO100
その先にはハクサンイチゲがお花畑のようにたくさん咲いている場所がありました。ただここでは花に寄って大きく写そうとすると、背景の白馬岳が斜面に隠れてバランスが悪くなってしまい思い通りの構図は取れませんでした。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/11, 1/1000, ISO100
雲が少し気になるところまで上がってきました。
花の撮影を楽しんでいるうちに、小蓮華山の山頂がすぐそこというところまでやってきました。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/8, 1/400, ISO100
右手には日本海を背景にして雪倉岳、朝日岳が見えています。そして、ここにも白馬岳と花の組み合わせを狙える撮影ポイントがあります。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (40mm), f/8, 1/250, ISO100
コバイケイソウやハクサンイチゲなどが咲く場所です。今年はコバイケイソウの当たり年ということで、この場所での撮影をイメージしていました。もう少し花が多い方が良かったのですが、タイミングがありますから贅沢は言ってられないですね。
登ってきた白馬大池の方向を振り返ります。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/8, 1/250, ISO100
南方向を見ると左手に八ヶ岳とその後ろに富士山の頭、そして右側は南アルプスです。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (70mm), f/8, 1/1000, ISO100
いよいよ今回の目的地、小蓮華山の山頂です。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (26mm), f/8, 1/640, ISO100
登山道に他の登山者の方が写っているのは雰囲気が出て割と好きなのですが、ここでは登山者の方たちが重なり合ってしまいました。
その(4)へ続きます。
小蓮華山トレッキング (3) - 小蓮華山への登り斜面 (この記事です。)
Author:TK_Starlight
綺麗な眺めに魅かれて星空・風景・花などの写真を撮っています。
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