いろいろと忙しくブログに書く内容がないときの機材ネタです。ニコンから標準ズーム Z 28-75mm f/2.8が突然発売されました。レンズロードマップにも一切記載がなかったこと、Zマウントはレンズの品揃えが弱点という中でそれでも充実している標準ズームに新機種追加というのが驚きでした。
もう一つの注目ポイントは、すでに話題になっているようにタムロンのOEM品である可能性が高いというところですね。発売直前に出てきた噂にあったレンズスペックからその可能性があると言われていましたが、レンズ構成も発表になりほぼ間違いないだろうと考えられています。
ソニーEマウント用としてとても人気があるレンズで、最近発売になったG2ではなく旧型であること、値付けなどががっかりするところではありますが、もともと使いやすいさと性能のバランスで評判が高かったレンズにニコン"純正"のAF、レンズ補正が使えるのは大きいです。
個人的にはこのレンズを購入するつもりはありませんが、こうやってZレンズのラインナップが充実していくのは歓迎です。ニコン1社でやるよりOEM/ODMモデルなどを活用して協業にて対応するのは理にかなっていると思います。ミラーレスマウントは高度なソフトウェアでのレンズ補正を前提にしている設計のレンズが多いため、一眼レフレンズのようにシグマ・タムロンなどのレンズメーカーが対応するレンズを発売するのは難しくなっているのだろうなとは想像します。ソニーとは違ってレンズマウント仕様を公開しないというのがニコンの方針のようですので、このようなやり方を選択したのでしょうね。
どんなレンズがこれから出てくるか楽しみに待ちたいと思います。ぜひタムロン20mm F2.8レンズを同様に発売してもらいたいものです。
Author:TK_Starlight
綺麗な眺めに魅かれて星空・風景・花などの写真を撮っています。
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