先週末5/28(土)に5月2回目となる蓼科に行ってきました。例年だと5月末の新月期は梅雨入りがどうなるか微妙なところがあるのですが、今年はこの期間は好天に恵まれました。見返してみると昨年も5月、6月の新月期で天体写真撮影ができていました。そのかわりに梅雨明け以降の夏場の不安定な天候にやられているので、夏の天の川狙いはこの5月あたりが良いのかもしれませんね。
天気予報だと前日金曜日の夜のほうが条件がよさそうで、この土曜日の夜は夜半ごろまでなかなか雲が抜けずそのあとは晴天になるというものでした。実際にも予報通りで撮影を開始できたのが0時半過ぎ、そこから薄明開始の2時50分ごろまでの2時間ほどの間、安定した良い空でした。
撮影時間が短いことは想定していたので、明るくて露出が短く済むプロミナー鏡筒での6枚モザイクとしましたが、狙ったのは撮影対象としてはちょっとマイナーな領域なのでどれぐらい見映えのする画像になるかは処理をしてみないとわからないところはあります。
直焦点撮影を終えて薄明が始まる頃にSamyang 12mm フィッシュアイレンズに付け替えて赤道儀で星野写真を撮りました。2枚コンポジットしたのちに少し強調処理をした画像です。改造カメラなので赤い星雲がよくわかりますがその一方で光害カブリが気になりますね。しかも方向によってカブリの色合いが異なります。この撮影地だといつもこのような出方なので気象条件による色の違いではないのでしょうね。
しばらく撮影の機会もなくなるでしょうから、この画像もきちんと処理をして仕上げたいと思います。
Author:TK_Starlight
綺麗な眺めに魅かれて星空・風景・花などの写真を撮っています。
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