天体撮影用光学系として久々の新機材、Askar ACL200を購入しました。焦点距離200mm F4のレンズです。オリオン座、ぎょしゃ座といった星雲が多い星座の全景を6枚から8枚ぐらいのモザイク撮影で納めるイメージです。
ニコンのレンズロードマップにある135mmレンズもZレンズとしてかなりの高性能が期待できるので魅力だったのですが、HEUIB-IIといった天体用フィルターが使えないこと、お値段がかなり高めになると予想されることなどから、こちらのAskarのレンズにしました。
360度回転できる三脚座が付属しており、また右下に写っているファインダー台座が取り付け可能で赤道着への搭載やガイド鏡の取り付けがしやすそうなのも良い点です。ただこのファインダー台座そのものは使いません。それを取り付けるねじ穴を利用してアルカスイスプレートを取り付けます。
M5 長さ10mmのキャップスクリューを使いました。
これまで使用してきているプロミナー鏡筒でも同様にアルカスイスプレートをガイド鏡取り付けに用いているので、そのガイド鏡セットがそのまま使いまわせます。
レンズ後部がフィルターホルダーになっており、一度取り外してそこに2インチフィルターを取り付けます。HEUIB-IIフィルターを装着しました。
M48 キヤノンEFマウントアダプタ経由でカメラも取り付けた全体像です。M48カメラマウントはニコンZ用も出ているのですが、EF-ZマウントアダプタをなるべくZ6につけっぱなしにしておいた方が扱いやすく他の望遠鏡とも共通にできるので今回もキヤノンEFマウント経由にしました。
期待通り簡単に撮影可能な状態まで組み上げることができました。夏の天の川シーズンが始まりましたので使用するのが楽しみです。あとはお天気次第ですね。
Author:TK_Starlight
綺麗な眺めに魅かれて星空・風景・花などの写真を撮っています。
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