なかなか写真撮影に出かける機会がなかったのですが、ようやく遅めの夏休みとして車山・八島湿原のハイキングに行ってきました。とくに八島湿原は様々な花を見ることができる場所なのですが、すでに夏も終盤で咲いている花は限られてしまっています。それでも車山を中心に広がる草原を歩くのは予想以上に気持の良いものでした。
車山肩 | 6:40発 |
車山乗越 | 7:05 |
南の耳 | 7:50着 8:05発 |
北の耳 | 8:20 |
ゼブラ山 | 8:45 |
奥霧小屋跡 | 9:10 |
八島湿原 | 9:45 |
諏訪神社・奥社 | 10:10 |
沢渡 | 10:25 |
車山肩 | 10:50着 |
金曜日でしたが朝6時半ごろの段階で車山肩の駐車場は8割がた埋まっていました。人気の駐車場ですから遅めの時間となると車を停めるのに苦労します。手前の車山スキー場の辺りまでは結構青空が多かったのですが車山肩まで来ると霧の中で、それは西風が車山にあたって局所的に雲が発生している感じでした。すこし手前の富士見の駐車場ぐらいまでは南アルプスが見えていました。中央が甲斐駒ヶ岳、そのすぐ右に頭をのぞかせているのが北岳、そして右に仙丈ヶ岳でしょうか。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (57mm), f/8.0, 1/400, ISO100
車山肩からまずは車山山頂を目指すのが一般的だと思うのですが、車山山頂は何度も行ったことがありますし途中では山頂に雲がかかっているように見えたこともあって、山頂はパスして車山湿原を経由して車山乗越を目指します。スタート時は霧は結構濃い状態ですぐそこにある林でもぼんやりとしか見えません。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (56mm), f/8.0, 1/250, ISO100
しかし車山の東側は晴れているので進むにつれてどんどん霧が薄くなっていきます。青空も見えてきました。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (31.5mm), f/8.0, 1/640, ISO100
車山の頂上にある気象レーダーもよく見えるようになりました。この様子では頂上からは素晴らしい眺めが楽しめたかもしれませんね。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (29.5mm), f/8.0, 1/200, ISO100
車山乗越で車山スキー場や白樺湖への道とは分かれて南の耳に向かいます。そのすぐ手前には別の分岐もあるのですが方向を示す看板がしっかりしているので迷うことはないと思います。このあたりではすっかり綺麗に晴れ上がり蓼科から八ヶ岳への山並みが雲海の上に見えてきました。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (27mm), f/8.0, 1/500, ISO100
行く手に見えているのは浅間山でしょうか。広々と気持ちの良い草原の中を穏やかなコースが続いています。朝早い時間ということもあり暑さも感じず歩いていて爽快です。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (35mm), f/8.0, 1/320, ISO100
さらにその先へと道は続きます。行く手にはまた雲ががかっている場所があります。風向きと地形の関係なのでしょうね。右手にはエコーバレースキー場の上部が見えていますがこのスキー場は休止となってしまったとのことです。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (33mm), f/8.0, 1/640, ISO100
来た方向を振り返ります。蓼科山が綺麗に見えています。コースはこの写真のように石などがない歩きやすい箇所も多くてそれも好印象でした。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (27mm), f/8.0, 1/500, ISO100
山彦谷 南の耳というピークに到着です。今回のコースでいちばん高い場所(1,838m)なのですが、ここまではアップダウンはあるもののそれほど急なところもなく、あっという間にここまで来たような感覚でした。スタート地点の車山肩から1時間10分です。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (46mm), f/8.0, 1/1000, ISO100
これまで歩いてきた方向です。中央奥が出発地点の車山肩なのでこの段階で霧は綺麗に晴れているのがわかります。一方でその左手の車山にはすこし雲・霧がかかっていますね。広々とした草原地帯を歩いてきたことがよくわかります。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/8.0, 1/400, ISO100
今回は広角ズーム Z 14-30mm F4Sは全く使いませんでした。もとが広がりのある風景なので24mmより広角のレンズの必要性を感じなかったです。
これから向かっていく八島湿原の方向です。左手奥の一段低い平らな場所が八島湿原になります。半分ぐらい雲に覆われている感じでしょうか。八島湿原右手前に見えている建物が奥霧小屋跡でそこを経由していきます。背景には乗鞍から穂高・槍、常念岳といった北アルプスが雲の向こうに見え隠れしています。
Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (40mm), f/8.0, 1/800, ISO100
その槍ヶ岳の辺りを花撮りに持ってきていたTamronの望遠ズームで。槍ヶ岳の小さな尖がりの右手にある三角形のピークは常念岳だと思います。
Z6, Tamron 70-210mm F4 (130mm), f/5.6, 1/600, ISO100
このあとは北の耳という次のピークを目指します。
その(2)へ続きます。
車山・八島湿原ハイキング (1) - 車山肩から南の耳 (この記事です。)
Author:TK_Starlight
綺麗な眺めに魅かれて星空・風景・花などの写真を撮っています。
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