NikonカメラをPCで制御 - NX Tether

以前にこちらの記事で書いたように直焦点撮影時などNikon Z6をPCからコントロールするのにフリーソフトのdigiCamControlを使用していました。キヤノンと違ってニコンにはPCからカメラをリモートコントロールするソフトウェアが付属しておらず有償のCamera Control Pro 2が必要で、しかもそのソフトウェアが使いづらい、いくつか技術的な問題点がある(バグ?)といったことで実用にならなかったためです。

しかしながらようやくニコンからテザー撮影用のNX Tetherがリリースされましたので、そのテストを行いました。digiCamControlの記事にも書いたのですが私がやりたいのは以下の項目になります。

  • 1. 撮影画像をすぐにPCに転送し、撮影と並行しながら撮影結果を確認したい
  • 2. バルブ・タイマーコントロールを行いたい
  • 3. ピント合わせの際にライブビューを拡大してPCの画面で見たい

このうち2と3に対応しているのが新たにリリースされたNX Tetherです。そちらの画面になります。

Nikon NX Tether

この画面でカメラの設定変更、LVの起動、シャッター動作を行うことができます。撮影した画像をカメラだけに記録するか、カメラとPCの両方に記録するかといったことも設定できます。

バルブ設定、インターバル設定は以下の画面の通りです。インターバルの時間設定は、コマ間の間隔(インターバル)ではなく、ニコン伝統のバルブの露出時間とコマ間の間隔を合計した時間を設定するやり方です。バルブの露出が15秒でコマ間が1秒なら、インターバル時間は16秒と設定することになります。

Nikon NX Tether Bulb Nikon NX Tether Interval


ライブビュー時のスクリーンキャプチャが以下の画像です。拡大などやりやすく、格子線も設定を変えられるので見やすそうです。バーチノフマスクを用いたピント合わせなど問題なさそうですね。

Nikon NX Tether LV ライブビュー


撮影した画像の確認は、同じくニコン純正のNX Studioを使います。久しぶりに使ったのですが、以前に比べてユーザーインターフェースもいまどきの感じにアップデートされており問題なく使用できそうです。NX Tetherと同時使用している様子のスクリーンキャプチャです。

Nikon NX Studio Tether


ざっと家で簡単なテストをした限りは以前とは違って随分と使いやすそうで実際の直焦点撮影の時にストレスなく使用できそうです。1点だけ気になったのは、バルブ撮影時に撮影を開始してからの経過時間が表示されないことぐらいでしょうか。撮影時に通過した車のライトを浴びてしまった、あるいは雲が迫りつつあるときに撮影を中断するか、完了するまで待つか判断するときに経過時間を見たくなることはあるので、そこをどう運用するかですね。

あとは細かいことですが、バルブで撮影しても露出時間が30秒以下の場合は、実際の露出時間でなくそこに近い(カメラが持っている)マニュアルシャッタースピードの露出時間が撮影画像に記録されてしまうようです。たとえば27秒とバルブで撮影しても、マニュアルシャッタースピードに存在している25秒と記録されます。実際の撮影画像を見る限りは27秒の露出はきちんと行われているようではありました。ただ天体撮影では30秒以下はあまり使わないですし、そこの細かい秒数が気になることもないと思うので、こちらは問題になりませんね。


個人的にはニコンはソフトウェアが弱い印象を持っており、ようやくといった感じではありますが、こういったソフトウェアがリリースされたのは喜ばしいことです。次の遠征時に使ってみるつもりです。

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