フラット補正に使う白色アクリル板

直焦点撮影で苦労するポイントとしてフラット補正があります。 私はGeoptik LEDフラットジェネレーター 260mm径を使っており、これにはLEDが使用されているのでフラットフレーム撮影時にシャッター速度をある程度早くしても大丈夫なのですが、それでもLED輝度をかなり暗めにする必要がありムラが出そうというのが気になっていました。そこで減光とムラ低減を狙って白色アクリル板を追加で入れています。 こちらは250mm径・厚み3mmの円形白色アクリル板です。 
202001_flat_acrylic01.jpg

これをGeoptik LEDフラットジェネレーターに入れたのが下の画像で、隙間と比べるといい感じに減光しているのがお分かりいただけるかと思います。
202001_flat_acrylic02.jpg

私はAmazonで購入しましたが、楽天でも同様のものが販売されているようです。周囲の隙間が小さくなるようもう少し大きめの直径でもいいかなと思うので、その場合には、これより一つ大きなサイズを注文して任意の直径を指定することができます。

一般的な屈折望遠鏡用に使われるのはGeoptikでは164mm径のものだと思うので、その場合はこちらでしょうか。直径160mmなのでサイズはちょうど良さそうです。もう少し減光してほしいようにも思うので5mm厚を選んでもよいかもしれませんね。


GeoptikやEL板のようなフラット撮影用専用機器ではなくPCのモニターでフラット撮影をされる方も多いと思いますが、そのようなものであってもムラは存在するので(程度の違いはあると思います)、同様にこのような白色アクリル板を使っても良いと思います。また薄明時のスカイフラットを撮影するときにビニール袋などをかぶせる人もいますが、そのかわりにも良いかもしれませんね。
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