唐松岳トレッキング (1) - 八方池まで

梅雨明けが遅れていましたが週末には梅雨明け、好天の可能性があると判断して、8/01(土)に唐松岳まで日帰りトレッキングに行ってきました。完全な夏空とはなりませんでしたが綺麗に晴れ上がった時間帯もあり、なにより高山植物の花の最盛期で、とても楽しめたトレッキングでした。

もちろんCOVID-19が懸念される中ですから、途中でコンビニに立ち寄っただけで前日金曜日の夜に出発し土曜日の午後には帰宅という最小限の行程、単独での行動で他の方とほとんど会話もしませんでした。

唐松岳と今回の行程

人気の白馬岳と五竜岳に挟まれていて百名山でもないことから唐松岳の知名度は低いかもしれません。その山麓には本州有数の規模を誇る八方尾根スキー場が広がり、そのゴンドラ・リフトはグリーンシーズンでも利用可能でスキー場トップの標高1,850mから歩き始めれば、ほとんど樹林帯を歩くことなくずっと稜線の素晴らしい眺めの中を標高2,696mの唐松岳山頂までいくトレッキングとなります。今までにも何回か山頂まで歩きましたが、季節や咲いている花、天候条件など異なれば目にする景色も違うので何度訪問しても楽しむことができます。

今回は日の出の時間帯に途中の八方池での撮影を行いたかったことから、以前のハイキングコース紹介でも書いたように黒菱の駐車場に車を置いてリフトを使わずに夜のうちから行動開始としました。スタート地点の標高は1,500mほど、1時間ほど余計にかかります。標準コースタイムで片道4時間半、標高差1,200mです。

今回の実際のスケジュール

スタート: 黒菱駐車場3:10発
八方池 & 写真撮影5:00着 5:45発
扇雪渓6:30
丸山ケルン & 写真撮影 & 休憩7:00着 7:20発
唐松岳山頂 & 写真撮影 & 休憩8:45着 9:00発
丸山ケルン10:00
扇雪渓10:15
八方池11:00
ゴール: 八方池山荘(下りリフト乗り場)11:30

標準コースタイムでは八方池から丸山ケルンまでが1時間40分、丸山ケルンから山頂までが1時間10分ですから丸山ケルンまではかなり早い時間で行くことができました。その区間は樹林帯もあり写真撮影をあまりしていないのが大きいと思います。下りは休憩なしでほぼコースタイム通りでした。

黒菱から八方池へ

現地に1時頃到着したときは雲はあるものの星や天の川が見えていて天候の読みがあたったと喜んでいたのですが、その晴れ間は安定せず雲に覆われたり、雲の中に入ったりという感じでした。そんな中でもヘッドライトをつけて登っていく人がちらほらといたのは星景写真狙いでしょうか。

日の出が5時前ということで、私はその頃に八方池に着くように3時に出発しました。日の出がもう少し遅いだろうと思っていたのですがきちんと確認しなかったのが失敗で仮眠が2時間弱しか取れませんでした。真っ暗な中の出発で、そのあとも霧の中を行く感じでしたが、スキー場トップにある八方池山荘を過ぎて木道を歩いているうちにヘッドライトが必要ない明るさとなりました。何度も歩いたことのある道なのでナイトハイクでも不安はなかったのですが、途中2本目のリフトの脇、黒菱平からトレッキングコースが始まる辺りで茂みの中に入っていく感じとなるので、さすがに熊鈴をつけていましたし、足元の不安を補うためにトレッキングポールを使用しました。

八方池のすぐ手前で視界が開け、日の出直前の空の様子、見事な雲海を見ることができました。周囲の山の頂上にはまだ雲がかかっていたのは残念でした。

唐松岳 八方池 雲海 夜明け

Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/5.6, 1/30, ISO200


まだ薄暗い中ですが、斜面にはたくさんの花が咲いているのがわかりした。これまで何回か来た中でも花のベストタイミングとなったようです。梅雨明けが遅れたので花の盛りは過ぎているだろうと思っていましたから、これはうれしい誤算でした。

唐松岳 八方池 雲海 夜明け 高山植物 花

Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (37mm), f/8.0, 1/15, ISO200


ときおりガスにつつまれますし、北側から風が絶え間なく吹き付けてきて寒かったです。池の周囲には星景狙いだったと思われる三脚持参で写真撮影をしている人が何人かいらっしゃいました。

唐松岳 八方池 雲海 夜明け

Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (38mm), f/5.6, 1/20, ISO200


日の出とともに

雲が取れないので綺麗な日の出とはなりませんでしたが、日の出とともに太陽の光が所々を照らします。この日の出の瞬間の独特な光、色合いというのは数分で終わってしまいますね。

タムロン20mmに付け替えて八方池のお気に入りの構図で。池に映る空の様子もいい感じです。このタムロンのレンズは今回初めてトレッキングに持ち出しましたが、小型軽量で標準ズームとも良い組み合わせとなり期待通り活躍してくれました。

唐松岳 八方池 雲海 日の出

Z6, Tamron 20mm F2.8, f/7.1, 1/125, ISO400


コースのすぐ脇に咲いている花に寄りながら。風が吹きやまなくて花のブレが止まらないのがつらかったです。

唐松岳 八方池 雲海 日の出 高山植物 花

Z6, Tamron 20mm F2.8, f/8, 1/100, ISO400


黒い雲がすぐ近くにあり雨がかすかにぱらついたりしましたが、そのためか後ろ側には虹が見えました。この斜面は、このあと進んでいく方向になります。

唐松岳 八方池 雲海 日の出 虹

Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (53mm), f/8.0, 1/1250, ISO400


太陽に照らされた八方池

太陽が雲の上に完全に昇ると周囲も陽の光を浴びるようになりました。それにしても見事な雲海です。

唐松岳 八方池 雲海 日の出

Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/8.0, 1/1250, ISO400

唐松岳 八方池 雲海 日の出

Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (26.5mm), f/8.0, 1/640, ISO400


このピンクの花はカライトソウですね。

唐松岳 八方池 雲海 カライトソウ

Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (34.5mm), f/8.0, 1/500, ISO400


北側斜面にある八方池側も、まだ早朝の斜光ではありますが普段の緑と青の色彩になってきました。

唐松岳 八方池 雲海 早朝

Z6, Tamron 20mm F2.8, f/8, 1/125, ISO200

唐松岳 八方池 雲海 早朝 高山植物 花

Z6, Tamron 20mm F2.8, f/5.6, 1/500, ISO400


八方池を出発、扇雪渓へ

八方池に完全に陽が入るまで待ちたい気持ちもあったのですが、そういう景色はこれまで何回か見たことはあったので先に向かって出発です。45分ほどの写真撮影タイムでした。八方池まではハイキングコースとされますが、ここから先は登山道扱いで登山装備が推奨されます。すこし進んだところから振り返りました。雲が減ってきていますね。

唐松岳 八方池 雲海 早朝

Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/8.0, 1/125, ISO100


登山道扱いとされるだけあって、八方池のすぐ上から岩がごろごろしたコースになります。危険度が高いとは思いませんが、とくに下りのときは転んだりしそうで気を使う場所です。それでもすぐ脇にはいろいろな花が咲いていて彩があります。

唐松岳 八方池 登山道

Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (32mm), f/8.0, 1/250, ISO100


岩っぽいところを少し登るとすぐに緩やかになりますが、その先は唐松岳のコースでは珍しい樹林帯で下の樺と呼ばれる地帯になります。そのあと2つ目の樹林帯である上の樺には扇雪渓という遅くまで残る雪渓があり、そこが次のチェックポイントで全体の行程の中でほぼ中間点になります。

その(2)に続きます。


唐松岳トレッキング (1) - 八方池まで (この記事です。)

唐松岳トレッキング (2) - 八方池から扇雪渓

唐松岳トレッキング (3) - 丸山ケルンへ

唐松岳トレッキング (4) - 丸山ケルンから頂上

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