ニコンからZ6II/Z7IIが発表されましたが、気になるアップデートはデュアルプロセッサによるAFの向上ぐらいで、記憶メディアのデュアルスロット、USB給電対応といったところを合わせても買い替えということにはならないですね。細かい改良、たとえば電源オフでもレンズのピント位置を保持、水準器の線を細くするなどはファームウェアアップデートで現行のZ6にも適用して欲しいとは思います。またレンズロードマップも更新されましたがいいなあと思わせるレンズもなく、こちらも寂しい感じがします。
2年前の蓮華温泉から白馬大池までの日帰りトレッキングの続きです。
蓮華温泉から白馬大池までの3時間コースで中間点過ぎの地点にあたる天狗の庭から先に進むと、周囲には色づいた木が増えてきました。登山道のすぐ脇にあったナナカマドの紅葉です。周りの黄色や緑の低木といいバランスでした。まだ山の陰の中の暗い場所だったのでISO400に挙げています。
D750, Nikon 24-120mm F4 (24mm), f/6.3, 1/60, ISO400
左上の空を背景とした紅葉の部分でレンズの色収差が結構目につきました。このサイズの画像でも色収差による青-紫のフリンジの影響で、紅が少しマゼンタぽくなっているのがわかります。
スタート地点では緑だったダケカンバも綺麗な黄色を見せてくれました。この木の脇を通っていく登山道の雰囲気も良い感じです。
D750, Nikon 24-120mm F4 (34mm), f/5.6, 1/60, ISO200
ダケカンバをもう1枚。登山道は左に回り込んでからこの木の脇を進んでいきます。
D750, Nikon 24-120mm F4 (34mm), f/5.6, 1/125, ISO200
夏は目を惹くものがなくつらかった林間のコースですが、秋だとこうやって綺麗なところが色々とあって楽しめました。季節で全然違うものですね。ただ天狗の庭を過ぎると足元に岩が増えて歩くのにより労力が必要となってきます。
前の写真でも左手の尾根筋の上がもう空になっているのが見て取れますが、こうやって視界が開けてきたということは白馬大池までもうすぐです。登山道の脇にいよいよ綺麗に色づいたナナカマドが現れました。その向こうには小蓮華山が見えています。
D750, Nikon 24-120mm F4 (24mm), f/8.0, 1/200, ISO100
こちらのナナカマドをレンズを変えたりしながら何枚も写真を撮っていると、前日白馬大池山荘に泊まっていた方たちが下山してきました。池の周りのナナカマドの紅葉はどんな感じであったか聞いてみたところ、ちょっとまだ早いかなとのお返事で少しがっかりしましたが、気を取り直して進みます。
ずいぶんと広がった青空を背景にした黄葉のダケカンバです。
D750, Nikon 18-35mm F3.5-4.5 (35mm), f/8.0, 1/160, ISO100
山荘の発電機の音が聞こえはじめ、そして開けた草原に出るとそのすぐ先に白馬大池山荘が見えてきます。
次回は白馬大池周辺の紅葉です。
Author:TK_Starlight
綺麗な眺めに魅かれて星空・風景・花などの写真を撮っています。
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