蓼科山七合目の駐車場からは蓼科山がちょうど南側になります。1時30分ごろにオリオン座が南中し、天の川とともに蓼科山の上にかかりました。冬の天の川は淡く暗いので空の良い場所でしか見ることができませんが、冬の星空を象徴する眺めだと思います。
直焦点撮影による画像は、まず一つ目はプロミナーによる8枚モザイクで撮影したペルセウス座IC348からM45スバルにかけての領域ですが、ようやくモザイクの位置合わせ、色合わせまで終わりました。早めの時間に撮影開始したことによって街明かりの影響や、水蒸気の通過によるムラなど多くて、色合わせは大変でした。まだ完全には合っていない感じはありますが、強調処理を進めながら調整していくことになると思います。
ホワイトバランスを整えただけのこの画像ではスバルと右上にIC348のピンク色がかすかに見えるぐらいですが、この間に広がる淡い星雲をどこまで描写できるか、ですね。
Author:TK_Starlight
綺麗な眺めに魅かれて星空・風景・花などの写真を撮っています。
コメント
綺麗な星空ですね
今週も遠征されたのでしょうか?
綺麗な冬の天の川ですね。これは無改造のカメラでしょうか?
個人的には久しぶりの遠征でしたが、綺麗な星空に恵まれ、楽しい時間を過ごすことができました。
画像処理はなかなか進みませんが…
ところで、先週、早い時間帯(14日)は東の空に薄い雲?があったのでしょうか?写真レンズで撮った写真は低空にかなりムラが出るような状態です。あんなに綺麗な星空だと思っていたのにわからないものですね。
2020/11/22 URL 編集
お疲れさまでした
今週末は天気予報に少し不安がある中、先週で随分と楽しめたので、無理していくこともないかと思い見送りました。
はい、こちらの画像は無改造のZ6になります。Sequatorを使って8枚コンポジットしているので強めの処理がかけらるようになり、そのうえで彩度を高くしています。そういう処理をすれば、ソフトフィルターを使って地上を絡めながらの星景写真的なものであれば無改造カメラでもまずまずかなと思います。
おっしゃるようにオリオン座が昇ってきたあたりの東の空には薄雲があったようですね。私のこのひとつ前の記事に挙げている画像ではその薄雲による茶色のムラを低減はしていますが、まだちょっと残っている状態になっています。昼間の青空ならちょっとした薄雲や水蒸気の通過には青空が白っぽくなることで気づくのでしょうが、夜ではなかなかわからないですね。写真に撮ってみて、あれ?ということは結構あるように思います。広角レンズほど影響が出やすいですね。
2020/11/22 URL 編集