IC348からM45

蓼科山七合目で撮影したペルセウス座の星雲IC348からM45 プレアデス星団にかけての領域です。

この撮影地は比較的空の条件がよい場所だと思いますが、今回は街明かりの影響がまだ残る早めの時間帯から撮影を始めたこともあり光害の影響が出ていました。それでも画像処理に苦労しながら、この領域に広がる淡い星雲を表現することができました。M45の周りの青い星雲とその外側の褐色の星雲がどうつながっていくのかなど興味深いです。

IC348 M45

2020年11月撮影

Kowa Prominar 500mm F5.6L + マウントアダプター TX07T

Nikon Z6 HKIR改造 + HEUIB-II

ISO3200 150秒 x6 コンポジット、x8 モザイク

Kenko EQ6PRO赤道儀、PHD2 + ASI120MM Miniによるオートガイド

Adobe Lightroom Classic、Photoshop 2020による画像処理


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コメント

すごいウネウネ

こうち
TK_Starlightさん、こんにちわ。
すごいウネウネですね。2分半×6枚の露出でこんなに分子雲が映るものなのですね。
HEUIBを使っていらっしゃいますが、HEUIBというと赤い星雲というイメージですが、こういう対象にも効果があるんですね。

HEUIBフィルター

TK_Starlight
こうちさん、こんばんは。
かなり強い処理が必要でその分ノイズが目立ってしまうので、ノイズ低減処理を適宜かけながら強調をしていきました。
HEUIBフィルターは仰るように赤い星雲の強調用ですね。分子雲と呼ばれるような対象にはあまり効果はないと思います。この構図でいえば右上のIC348本体やその周りの赤い部分に効果が出ているのだと思います。人気のある赤い星雲であれば十分な効果がありつつ、露出係数がないのでお薦めです。あまり注目されていないのが不思議なぐらいですね。
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